ミュージック・ラボでは「音楽」に関する様々な心理学研究を行っています。
現在進行中の研究は次のようなテーマに分けられます。
音楽の機能
- 音楽を聞いたり、歌ったり、楽器を演奏したりすることが、 「ヒト(赤ちゃん~おとな)の生活の中でどのような機能を果たしているのか」、 あるいは「将来の音楽体験にどのような影響を与えるのか」などについて検討しています。
『美しさと魅力の心理』(三浦佳世・河原純一郎 編著 ミネルヴァ書房)に執筆したものです。
『美しさと魅力の心理』(三浦佳世・河原純一郎 編著 ミネルヴァ書房)に執筆したものです。
音楽のコミュニケーション
- 音楽という文脈の中では、「作曲者-演奏者-聴取者」の間のコミュニケーションが行われています。 音楽を聴いて様々な思いが伝わってくる、演奏者のニュアンスを感じ取る、といった体験の背後にある、 演奏者側/聴取者側の認知メカニズムについて検討しています。
文学部公開講座「笑い力(わらいりょく)ー言葉の笑、和、話術」での話題をまとめた『笑い力 人文学でワッハッハ』(千葉惠 編著 北海道大学出版会)に執筆したものです。カナダと日本の子どもが歌を通してどんな風に感情を伝えるかについて、解説しています。
文学部公開講座「笑い力(わらいりょく)ー言葉の笑、和、話術」での話題をまとめた『笑い力 人文学でワッハッハ』(千葉惠 編著 北海道大学出版会)に執筆したものです。カナダと日本の子どもが歌を通してどんな風に感情を伝えるかについて、解説しています。
読譜・演奏の心理学
- 楽譜を読んだり、楽器を演奏したり、歌を歌ったりする際の認知・運動プロセスについて検討しています。 上級者だけではなく、初心者についても検討しています。
音符から音へ—初見視奏における情報処理 | ON-KEN SCOPE 音楽×研究
“ON-KEN SCOPE” (ヤマハ音楽研究所)に掲載された「心理学からみる音楽の世界」という記事では、初見視奏(初めて見た楽譜を練習せずに弾くこと)のメカニズムについて解説しています。
音楽認知と文化